代表あいさつ

技術とは人のために

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林 真一

長い間、私は外資系半導体企業というハイテク分野で経験を積んでまいりました。そこで培ったノウハウやものの考え方、合理的なプロジェクトマネージメントをもとに2003年、半導体設計に関するコンサルティングサービスを始めました。また同時にその培ったノウハウ、技術で新しい価値のものをプロデュースできないかとも考えました。

米国ではベンチャー企業をはじめ、元気な新興企業が出てくる社会的環境も整っています。技術ベースで最先端を行き、利益を出しているビジネスは当時、航空宇宙軍事産業でした。そこで開発された新技術を持った人たちが次々とスピンアウトして新しいものをいち早く世に出す流れが存在していました。日本では残念ながら、そのような環境にはないのですが、日本企業でも培った技術、優れた発明を応用した製品は確実に出始めていました。そのようなものをいち早く採用して、新しい価値を創造しようと日々精進してまいりました。研究、実験、試作の毎日ですが、『Made-in-Japanブランド』を世界に広めるためにと懸命に新しい挑戦を続けております。

ハイテクと伝統工芸の融合

伝統工芸はご存じのように日本の誇りともいえる文化です。海外からも絶賛される優れた技だと思いますが、伝統に凝り固まるあまり、現代製品としては新しさを感じない傾向にあるのも事実です。

2010年発売の「うつろい」美術品ケース。0か1かのコンピュータプログラム、収納対象物である「仏像」、ケース製造技として日本の工芸技術「木工」、それらを組み合わせてみました。そこにさらに、生活の中でも身近になりつつあった日本の誇る最新の発明品LED(Light-Emitting-Device)を採り入れて新しい価値を生み出しました。

また、日本の最新鋭の発明である「見えない硝子」もいち早く採用(オプション設定)し、最新の発明を応用した製品を弊社から世界に発信しております。デジタルと「仏像」、それまで全く関係性が乏しかった両者が、私の頭の中で出会い、「癒やし」という新しい世界を生み出しました。「技術とは人のために」を具現化した、弊社のフラグシップモデルとなりました。

今後も、さまざまな前提条件をいったんはずし、経験から培ったノウハウと最新技術を組み合わせ、世の中を輝かせ、引き立てる製品をつくってまいりたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。